14th Fram Autolite Nationals

数日前に、このブログの左の列にこういうボタンを追加しました。

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今まで、何度も作っては削除を繰り返していた"Cool Machines"を復活させました。
これまでに撮り貯めたクルマや飛行機やボートなど、私がカッコいいと思ったモノの写真を紹介するサイトです。イベントごとでまとめる場合もあるし、または何かテーマを決めてまとめる場合もあります。

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Cool Machinesに写真をアップロードしたら、このブログで告知して、内容をダイジェスト版で報告します。

その第一回目は、
"14th Fram Autolite Nationals"
2001年にカリフォルニアのSEARS POINT RACEWAYで行われたNHRAのドラッグレースの写真です。SEARS POINTは当時住んでいたところから約1時間のところにあるレース場で、オーバルではなくロードコースです。そのストレート部分に並行してドラッグ・ストリップがあるのが、アメリカらしいところ。ここは後に冠スポンサーがInfenionになり、現在の名称はInfenion Racewayという名称になっています。
この頃はまだデジタルの一眼レフを持っておらず、デジタル・コンパクトカメラでの撮影です。

 

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日本ではどんな田舎にサーキットを作っても騒音問題からは逃れられませんが、国土の広いアメリカではそういう問題はまず起こりません。この風景はサーキットのメインゲートをくぐってから駐車場に向かう道の景色です。見渡す限り何もありませんが、ここはもうサーキットの敷地内です。ゲートを抜けてからコース近くの駐車場まで、こんな道を20分くらいは走ります。

 

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開会式の国旗掲揚。空からスカイダイバーが国旗を運んでくるのは、この手のイベントでは多いです。

 

 

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客席はこんな感じです。ここは自由席。椅子はありますが、競技がスタートするとみんな立ち上がってしまいます。

 

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スタート前に行うバーンアウト。
これ以前に、富士スピードウェイで行われていた日本のドラッグレースを見たことがあって、その時にもアメリカからトップフューエルが2~3台くらい持ち込まれていました。富士スピードウェイではコース幅や距離の関係で2台同時に走ることはありませんでしたが、それでも凄い迫力でした。
そしてここは本場のNHRAですから、トップフューエルが2台同時に、次から次へとスタートラインにならび、バーンアウトして、スタートしていきます。富士スピードウェイで見たトップフューエルのさらに3倍増しくらいの迫力です。この迫力は、どんなに説明しても、どんなにビデオを見ても伝わりません。

 

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レースはトーナメント方式なので、勝った場合は次のレースに備えて、エンジンをオーバーホールします。トップフューエルのエンジンは、1度走るとオーバーホールをしなければなりません。そのオーバーホール作業を見学するのも、ドラッグレースの楽しみの一つです。ピストン、コンロッド、クランクシャフトなどは交換されますが、取り外したそれらの部品は、その場で見学者に$200くらいで売りに出されます。買ったピストンには、ドライバーがサインしてくれてタイムと日付が書き込まれたりします。フォーミュラーのレースのような秘密主義はまったくありません。
意外と知られていないみたいですが、トップフューエルにはトランスミッションはありません。バックギアとクラッチはあります。スタートしてからゴールまで3秒ちょっとしかないので、ギアチェンジしている暇はないし、3000馬力もあるエンジンなので、ギアチェンジしなくても時速500Km/hまで加速します。
サスペンションもありません。フレームのしなりがサスペンションの代わりをします。

ドラッグレースの、特にトップフューエルやファニーカーというトップカテゴリーのクルマは、いわゆる普通のレーシングカーとはまったく異なる作りになっている非常に特殊な競技です。レースはド迫力ですし、マシンは徹底的に1/4mileの加速に特化されていて、面白いです。