コルベットのことを、「コルベット・スティングレイ」と言う人が結構いますが、実際に"Stingray"または"Sting Ray"と名前がついたのは1963年式から1976年式までです。1963年から1968年までが"Sting Ray"で1969年から1976年までが"Stingray"となります。したがって、「コルベット・スティングレイ」と言えるのは、1963年式から1976年式まで。C2からC3の一部までとなります。
1977年式以降、長らく使われていなかった「スティングレイ」ですが、今年の5月にGMがアメリカの特許庁に自動車の名前として"Stingray"を登録したことが発覚しました。
これはC7で"Stingray"の名前が復活することを意味するのかというと、今の時点ではハッキリしません。GMの広報担当官は、C7に"Stingray"という名称を復活させるのが目的ではなく、GMが"Stingray"という名称をコントロールするためだと述べているようです。
日本のワゴンRが"Stingray"の名称を使っているので、少なくともアメリカでは他の自動車に"Stingray"を使わせないようにするのだと推測されます。
ところで、ワゴンRですが、なぜ"Stingray"の名前をつけたのでしょうね。ちょっとクルマを知ってる人なら、"Stingray"="Corvette"を連想すると思うので、スズキがそれに気がつかなかったということはないと思うのですが。
もしC7コルベットに"Stingray"の名前が復活したら、日本ではどうするのでしょう。