ミート・ザ・ビート

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図書館の新着図書のコーナーにありました。
地方在住の浪人生が、友人からホンダ・ビートを譲り受ける話し。ビートはK4-GPでうちのチームが使っている車両で、ちょっと興味があったので、借りました。

しかし、あまり勤勉とは言えない予備校生の日常生活がダラダラと描かれているだけ。何も起きないし、何も変わらない。なぜ、こんな小説がハードカバーで出版されるのか。しかも天下の文芸春秋から。
そしてさらに驚きなのは、こんな小説が芥川賞候補なのだそうです。芥川賞ってレベルが低いのですね。

この本の帯のキャッチコピー。
「誰と勝負しているのか?」

誰とも勝負していません。主人公は、ただ、だらだらした日常を過ごしているだけです。

それと、普通はオープンカーのことをクーペとは呼びません。ビートはクラッチを踏まなくてもエンジンはかかります。