Monterey Histric Automobile Races

ラグナ・セカで行われるMonterey Histric Automobile Races。ここに行くのは、毎年の恒例となっています。
ラグナ・セカまでは家から100mile。朝9時半頃に着いてみると、コースはこんな天候でした。これは夏のラグナ・セカではいつもの事です。お昼頃までには晴れます。

 


 

今年のFeatured MarqueはCHAPARRAL。アメリカの伝説的なレーシングカーです。全部で7台生産され、生き残っているのは6台。テキサスの石油王の息子ジム・ホールが道楽で作ったレーシングカーが、世界を席巻する初の純アメリカ産レーシングカーとなった物語です。

 


 

ファン・カーとか、真空掃除機などと呼ばれることもある、シャパラル2J。
シャパラルの実車はテキサスの博物館に行けば見られますが、走っている姿は滅多に見られるものではありません。今まで、本でしか見た事がなかった伝説のレーシングカーが目の前を走っているのには、ちょっと感動しました。
この時代のレーシング・カーは、本当に面白い。アニメやマンガのような奇抜でカッコいいクルマが真剣にレースをしていたのです。

 


 

排気量無制限だったCan-Amレースカー。こういうレーシングカーは、もう2度と生まれないでしょうね。

 


 

ランチタイムには、レース参加車両によるパレード・ラップもあります。競技中とは違って、ヘルメットなしでみんな楽しそうに走っているのが印象的でした。

 


 

ヒストリックカー・レースの場合、レースそのものよりもパドックを歩くのが面白いです。

 


 

フェラーリ・テスタロッサに、フォードGT40。こんな組み合わせで、パドックにクルマが並んでいるのはちっとも珍しくありません。もう眼が眩みそうです。

 


 

巨大なCan-Amカーも、ゴロゴロしています。

 


 

値段がつけられないくらい高価なヒストリックカーを持っている大金持ちの人たちですから、ランボルギーニ・ミウラなんかが、その辺にとまっていたり。

 


 

ディアブロSVなんかも駐車してあったりして、駐車場を見て回るのも面白いです。

 


 

しかし、一番驚いたのは、未舗装の一般観客用の無料駐車場にテスタロッサとかが、ホコリをかぶって普通に駐車されていた事でした。
「Z06で行くとホコリをかぶっちゃうから」、と思ってサンダーバードで行った私は、まだまだ小心者です。