インディカーレース at Infineon Raceway

昨日、日本から友人が来て、一緒にInfineon Racewayで行われたIndy Car Raceを見てきました。
この友人は、Indy Carのレーシングチームと親しくて、パドックを歩いているとあちらこちらから声をかけられ、そのたびに私を紹介してくれるのですが、もともと人の名前を憶えるのが苦手な私は、十数名に紹介されたので、誰が誰なのかさっぱり覚えられず。
数名のドライバーにも紹介してもらって、握手したり会話したりしたのですが、Indy Carに詳しくない私は、これもさっぱりどういう人なのかわからず。ただ、会話している最中に、横からアメリカ人がサインを求めたり写真を撮ったりしているのを見て
「ああ、きっと有名なドライバーなんだろうなぁ。」
と理解する始末。きっと、Indy Carのレースファンだったら大興奮だっただろうに、残念ながら私にはその価値がわからなくて、もったいなかったです。

 


 

入場チケットも彼が親しくしているレーシングチームが用意してくれたもので、"PARTICIPANT" Status。かなわち、関係者パスです。おかげで、こんな近くで疾走するIndy Carを見ることができたり、チームのトレーラーの中に入れてもらったり、ガレージでエンジン交換作業を目の前で見せてもらったりと、なかなか出来ない経験をしてきました。

 


 

Indy Car Raceの事がよくわからない私は、とりあえず写真を撮ることに専念していました。

 


 

お世話になったチームのドライバーはこの人。
日系のアメリカ人なのかな。普通の日本語を話していました。英語は当然ですが、他にイタリア語も話すそうです。

 


 

最先端のIndy Carは色々と秘密があるようで、お世話になっているという義理があって、整備作業などの写真は撮れませんでした。これはちょっと残念です。
しかし、前座レースで昔のF1カーによるレースがあって、そちらのパドックでは何の気兼ねもなく写真を撮ることができました。画一的な現代のレーシングカーと違って、昔のレーシングカーの方がバリエーション豊かで、クルマを見るという楽しみにおいてはこちらの方が上です。
写真はフェラーリ312T5。

 


 

フェラーリの水平対向12気筒エンジン。
70年代から80年代にかけてのF1が走るのですが、フェラーリを除くほかのクルマのエンジンはすべてフォードのV8。コスワースDFVというやつですね。エンジンの種類が少ないのはちょっとつまらないですね。

 


 

私は金曜と土曜の公式練習までしか観ませんでしたが、友人はチームの宿に泊めてもらって決勝まで観て、そのあとチームのトラックに同乗してインディアナポリスにまで行くそうです。
3日間走りっぱなしのアメリカ大陸横断の旅。面白そうですけど、退屈そうでもあります。もし私が誘われたら、断るだろうな。
友人のおかげで貴重な体験をすることができました。