3月19日 Sebring 12時間 2位、3位
4月17日 Atlantaグランプリ 1位、2位
American LemanシリーズにおけるC6-Rのこれまでの戦績です。
C6-Rは、今年デビュー。初陣こそ1位をアストン・マートンに譲りましたが、信頼性がレース結果を左右する耐久レースで、いきなりの2位と3位は驚異です。過去にこういうクルマがなかったわけではありません。マクラーレンF1GTRやボルシェGT1などがそうでした。しかし、これらのクルマは、GTカーとは名ばかりで、レースに勝つために作られ、レースに出るためのレギュレーションを満たすのが目的で市販されたようなクルマです。純粋に「市販車」と言うには、少しふさわしくありません。
しかし、C6-RのベースとなっているC6コルベットZ06は年間6000台の生産を予定している、本当の大量生産車。価格だって、ちょっとクルマ好きの普通のサラリーマンなら十分に買える範囲内です。しかも、その辺にいくらでもある、どこのシボレーのディーラーでも買えるクルマ。それが、いきなりこんな成績を残しています。C6コルベットがいかに戦闘力の高いクルマであるか、明確ですね。
歴代のコルベットのなかで、C5はもっともレースで活躍したクルマとして名を残していますが、それもC6に取って代わられる事は時間の問題のようです。
kat
88のC4に乗ってます。
こちらは以前から参考にさせていただいてました。ありがとうございます。
賛否両論あるかとも思いますが、僕は正直コルベットは国産スポーツに負けないスポーツカーだと思っています。確かにアメ車は直線だけってイメージは僕にもありました。
ひょんなことからTC1000を走ってみたのですが、その時に「あ、結構曲がる」と実感しました。その後ジムカーナの練習会に参加しインストラクター達にも運転してもらいました。その感想が「トルクがあるので、進入さえきちんと形を作ればパワーオーバーに持ち込みコントロールもしやすい」でした。主催者の方も「思ったより軽快に走りますね」とコメントくれました。もっとも面と向かってけなすような発言はしないでしょうが‥。
基本設計が20年前の車でもまぁまぁいけると思いましたから、進化しているC5やC6の戦闘力はかなりのものだろうなと想像します。
それでも、日本国内の一般的なイメージは「直線のみ」って‥。ちょっと悲しいですね。
ただ、アメリカでやったD1で土屋氏が「フォードやポンティアックも良い」と言うような発言をしてましたからアメ車が直線だけじゃないって認知される日が来るかも知れないですよね。
長文失礼しました。
arai
katさん、
日本のコルベット事情はよくわからないのですが、TC1000というのは筑波の短いほうのコースでしたよね。さすがにコルベットであそこは辛そうな印象です。
C4以降のコルベットは、本気のスポーツカーだと思います。C3は色々と不幸な社会情勢と重なってしまって、色物敵になってしまいましたけど。
アメリカでは、C4以降、コルベットのライバルはポルシェなんですよ。日本でのアメリカ車のイメージがいまだに70年代、80年代から変わりが無いのは、その販売方法にも問題があると思います。
でも、そういうイメージはともかく、コルベットの中身は間違いなく世界を舞台にしたスポーツカーであって、たとえば日本のスカイラインGT-Rなどよりも、クラスは上だと思います。
HIRO
Arai様、
こんにちは。いきなりC6のレースシーンとは粋ですね!来週C6納車待ちの私にはとても嬉しいです。
Katさんも言われてましたが、コルベットに対しての偏見が日本国内ではありますが、それだけ情報が偏っている良い例ですね。コルベットも新型車は改良や進化を証明してきていますから、それはそれで新しい世代になっているんでしょう。
後、こちら日本ではC6の予約が殺到しているとかの記事も見かけます。ですが、一般的には700万円台のスポーツカーを買う人はまだまだ一部ですよ。サラリーマンもそんなに余裕のある人減ってきていますからね。ちょっとどころか、気合を入れて金策しないと購入できない時代ですね。一部の人たちを除いては。またまた、長文ですいません。
arai
HIROさん、
C6のスタンダードモデルで700万円ですか。日本だとだいぶ高くなってしまうんですね。
このweblogを見に来てくれる人はコルベットのファンだと思うので、ここでいろいろと書いても仕方ないのですが、コルベットに対する偏見はなんとかしたいですね。
HIRO
Arai様、
いつもご返信有難うございます。アメリカ在住の日本の方とこうしてコルベット談義が出来るのは嬉しいとしか言いようがありません。
そうですね。結構偏見に関しては、実情を踏まえず広告やマスコミ媒体の中にあるとある記事の無責任なライターの個人主観を載せた記事を真に受けてしまう人たちがいることで、本当のコルベットの姿や魅力が伝わりにくくなる土壌がよくあります。よくアメ車ってサー!壊れるんだよね!みたいな標語録が出回りますしね。それは中古車の程度の悪いものできちんと整備していない車に乗ってトラブルになったとか世界で一方的に決め付ける論調があるんでしょうね。機械だから壊れて仕方が無いことを踏まえて自動車と付き合わないといけませんね。これは国産車にもいえることですよね。
すいません、ちょっと路線がずれましたが最近無責任すぎるコルベットのことをよく理解していないライターに怒りを覚える今日この頃です。もっとコルベットやアメリカ文化を勉強しなさい!といいたいですよ、本当に!