車検の代車はPanamera PHEV

Caymanをいつものポルシェ・センターで車検に出しました。
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車検の代車はPanamera 4S e-hybrid。すなわちPHEVです。
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試しに、VOLVOの充電コネクタをつなげてみたら、ちゃんと充電できました。電気での走行可能距離は40km。今どきのPHEVにしては、ちょっと少なめです。100kmくらいは走れるのかと思いました。
そして、走行距離は2万km程度なのに、もうバッテリーが劣化しているみたいで、満充電になりません。
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さすがにPanameraは大きくて、妻が使いにくいというので(Caymanは妻の愛車)、しばらくは私がPanameraを使って、妻にはVOLVOに乗ってもらいます。
ネットで調べたら、このPanameraはオプションも含めるとCaymanの2倍以上の価格。贅沢な通勤車です。
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コネクタ付きのスピーカー・ケーブルが届いたので、ラジオとスピーカーを接続します。
注文したケーブルは左右で1パックだと思っていたら、実は1本しか入っていませんでした。そこで、今日は右側だけつないで、左側は後日にします。実際、ラジオは全然聞かないので、特に困りません。

右側のスピーカーケーブルのコネクタはここ。
繰り返しますが、この線雑な配線は、これで純正です。1960年代のクルマの配線はこんなものだったのでしょう。
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1968年当時のラジオが復活しました。日本とアメリカでは、少し放送局の帯域がずれていますが、問題ありません。

次に、センタークラスターを新品にしたら消えなくなってしまったシートベルト警告灯を修理します。
このシートベルト警告灯は現代車のようにシートベルトを締めると消えるのではなくて、IGNをONにする度に点灯し、その下の”PUSH”というボタンを押すと消える仕組みです。意味ないような気もしますが、たぶんシートベルトの装着義務化が始まった頃に、法規の要件として必要だったのでしょう。
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構造を調べると、スイッチの押し込み量が足らなくて、接点を押せていないのが原因だとわかりました。旧部品と新部品でスイッチの形状はほぼ同じ。
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問題は、センタークラスターの方にあって、スイッチの窪みの高さが違いました。新しい方は、この窪みが浅くて、スイッチの押し込み量が1.8mmほど少ないのでした。
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対策として、スイッチ側を削って、押し込み量を確保することにします。新旧どちらのスイッチを削るかですが、旧スイッチは”PUSH”の文字が彫り込んであるのに対して、新スイッチは印刷です。だいぶ雰囲気が違ってしまうので、旧スイッチを加工して使う事にしました。
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左が加工して押し込み量を増やしたスイッチ。
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加工済みの旧スイッチを新センタークラスターに取り付けて、期待通りの動作をすることを確認して、完了。
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これで完全に元通りです。あとは、左のスピーカーケーブルが届いたら交換すれば、完成します。この段階でも、右スピーカーだけで、ちゃんとラジオは鳴ります。

シーズン開始

今年も、芝生の手入れをするシーズンがスタートしました。

冬の間、ほったらかしだった芝生には雑草が生えまくりです。
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芝刈り機で冬枯れした芝生と共に、雑草も刈ってしまいます。
そのあと、除草剤と肥料を撒きます。
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芝生の雑草取りに苦労している人がいますが、いちいち手で雑草を抜かなくても、この方法を使って、この後は芝刈りをまめにしていると、雑草はなくなります。手間をかける必要はありません。自然に対して科学と文明で立ち向かうのが人間の正しい姿勢です。

そして、まるに芝刈りをするのが面倒なので、ロボット芝刈り機のハスクバーナ君をセットしました。今年も活躍してくれるでしょう。これ、本当に便利です。芝生の庭の人には、超お勧め。
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スマート・ウォッチ

前回の記事では、機械式腕時計を購入したことを書きましたが、そのきっかけは愛用しているスマート・ウォッチを買い換えなければならなくなったからです。
今まで使っていたスマート・ウォッチはHUAWEI Watchc3。2021年の11月に初めて中国に行ったときに、上海にあるHUAWEIの旗艦店でスマホのP50 Proと一緒に購入したものです。それから3年ちょっと使って、電池が10時間もたなくなりました。朝、100%の充電で家を出ても帰宅まで電池が持ちません。
それで、買い替えを検討しているときに、やっぱり機械式はいいなぁ、と寄り道していたら物欲に負けてしまったというわけです。

しかしやはり仕事においては。機械式腕時計は役に立たず、スマート・ウォッチが必要です。というわけで、仕事用にスマート・ウォッチも買いました。先日購入した機械式腕時計は休日用です。

購入したのは、HUAWEI WATCH GT 5 Pro。
デザインは前モデルのWATCH 4の方が好みなのですが、デジタル・ガジェットはデザインよりも新しい事の方が優先度が高いので、最新型にしました。ダイヤルデザインは、まだコレといったものが見つからず、とりあえず購入したものです。とても多くの種類があるので、気に入ったデザインが見つかるまでに、時間がかかりそうです。
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今回は、日本のHUAWEI正規店から購入したのですが、失敗だったかもしれません。というのも、日本仕様は中国仕様とくらべると機能が大幅に削られているみたいなのです。3年半前に購入したWatch 3でも、腕時計単体でWiFiやe-simによる単体接続ができたのに日本仕様Watch GT 5 Proには、それらの項目がありません。また、WeChatのアプリがあったのに、App Galleryに見つかりません。たとえWare OSでなくても、これらの機能があるからHUAWEIにしたのに。特に、WeChatアプリは、スマホが手元になくても中国では腕時計だけで支払いができるので、とても便利なのですが。
結構高かったので、買い替える前に、中国仕様にできないか探ってみます。こういうのは、ハードウェアは共通で、ソフトウェアで機能を削ったりしていると思うのです。初期設定で、使用地域を中国に設定してみるとか。

装着してみると、こんな感じ。
外側のベゼルは回転するわけでもないので、邪魔ですね。
余談ですが、私は腕時計を右手に着けます。そのため、時々「左利きですか?」と聞かれるのですが、右利きです。推理ドラマの定番ネタとなっていますが、右手に腕時計をしているからと言って、必ずしも左利きとは限りません。
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それから、私はスマホ2台持ちなので、もう一台のスマホのためにSONYのwena 3をバンドにしています。
残念なことに、wena 3は来年の2月末にサービスが終了して使えなくなってしまいます。後継機は出ないみたいですし、他のメーカーから似たようなコンセプトの時計もないので、困っています。せっかく、SONYらしく他社にはない新しいコンセプトの機器だと思うのですが。宣伝が足りなかったのか、特許で保護しすぎて他社が同じコンプトの機器を作れなかったのかもしれません。
スマホ2台が接続できるスマート・ウォッチをどこかが出してくれないかなぁ。わりと需要はあると思うのですが。
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機械式腕時計

追記(2025.4.13):
この時計は「ベル&ロス」というフランスの高級ブランドのデザインに酷似していることがわかりました。いわゆるコピー品になりますが、販売目的ではなく個人で使用している事には罰則はないそうです。ただし、税関で没収されます。
--追記終わり--

スマートウォッチはとても便利で手放せないのですが、最近になって機械式の腕時計が気になるようになりました。スマートウォッチは、大体2~3年で電池の持ちが悪くなり、機能的にも最新型に見劣りするようになります。長く使えるものではありません。
一方、機械式の時計は適切なメンテナンスを施せば、何十年にもわたり使い続けることができるし、機能が時代遅れになることもありません。すなわち、気に入ったら一生ものなのです。
クルマと同じですね。クラシックカーはこの先100年経っても走らせられますが、最新の電気自動車はバッテリーがダメになったり、新型が出れば見劣りするようになります。

そんな事を考えながら、機械式腕時計のサイトなどをあちこち見ていると。そのうちにFace Bookの広告が腕時計だらけになるわけです。Face Bookの広告は怪しいものが多いので、利用することはないのですが、とある広告に出ていた腕時計のデザインに惹かれました。
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カ、カッコイイ!!
もしかすると、有名ブランドのデザインのパクリなのかもしれませんが、腕時計に特に詳しいわけではないので、わかりません。しかし、そうだとしても私はこれを見てカッコいいと思ったのです。Face Bookの広告の通販なんて、ほとんど詐欺ばかりだろうと思ってましたが、諦めることができる程度の価格だったので、ダメ元で購入してみました。中国メーカの中国発送なので、届かなかったりインチキなものが届くのも覚悟の上です。

はたして、予想外にも1週間程度で広告写真通りのものが届きました。
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第一印象通り、カッコいいです。仕上げも普通に満足できるレベルです。上の写真では、傷がついている箇所がありますが、目視では気が付かないですし、そもそも上の写真はすでに丸一日使用した後に撮ったので、私自身が付けた傷かもしれません。ただし広告で「チタン外骨格」と書かれていましたが、たぶんステンレス製。それとタキメータが付いているので、もしかしたらクロノグラフかもしれないと思いしたが、赤い針はただの秒針でした。リューズの上下にスタート・ストップやリセットのボタンが見えるのですが、これはフェイクでした。しかしまあ、クロノグラフは日常で使う場面はほとんどないですし、まあ特に気にしません。9時の位置に付いている針も秒針ですが、どうせ赤い針が秒針ですから、ここにはパワーリザーブなどを表示してくれたら良かったのに。
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それと、クロノグラフがフェイクだったらこのようなプラスチックのアクセントは無い方がカッコ良いのに、と私は思います。

というような、いかにも謎の中国製らしいところはありますが、概ね満足です。
このようにテンプや脱進機が動いているところが見えるのも、メカマニアには楽しいです。
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部品に機械加工の曳き目が見えますが、何十万円とか何百万円とかする時計は、こういう部品が磨かれているのかもしれません。
スマートウォッチでも、内蔵機械部品が動いているように見えるデザインを選ぶことができますが、本物にはかないません。この小さなケースの中にこれだけの小さな部品が動いていると思うだけで、満足度が高くて、何度も眺めてしまいます。
仕事のときは、チャットの通知を逃さないためにスマートウォッチは必須ですが、休日にチャットの通知から解放されるときには、こういう機械式時計が良いと思いました。

腕時計というと世の中には数百万円以上するものもありますが、そういうものには興味がありません。5万円以下くらいの機械式時計という縛りで、気に入ったもの買い集めてその日の気分やTPOに合わせて付け替えるのは、案外楽しいかもしれません。

故宮博物院

北京に来たなら、故宮博物院は必見。北京の中心にある明・清王朝時代の皇宮です。世界最大の皇宮だそうです。映画「ラスト・エンペラー」で、最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の生涯が描かれましたが、その前半の舞台になったところです。
映画はセットではなく、実際に故宮博物院で撮影されたそうです。

私は中国の歴史についてほとんど知りませんが、故宮博物院を見に行く前に「ラスト・エンペラー」を観ました。
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そのため、結果として聖地巡礼となり、見学していると
「あ、ここは映画のあのシーンの場所だ」
ということがわかり、大いに楽しめました。
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ところが、中国政府全面協力によって撮影され、アカデミー賞を受賞したにもかかわらず、中国人は、映画「ラスト・エンペラー」を知りません。

そしてこの後、天安門広場を見にいったのですが、入場料などはないものの、入場には事前登録が必要ということで、入れませんでした。せめて広場を外からでも見たかったのですが、広場の前の歩道も公安によって閉鎖されていて、まったく見ることはできませんでした。天安門周辺の警備は厳しくて、私のような外国人はあの事件の事を今でもひきずっているのかと考えますが、中国人はただ観光客が多いから制限しているだけだと思っているみたいです。
北京には仕事で来たので、いつもの通訳も同行していたのですが、彼女に天安門事件を知っているか聞いてみたら、名前くらいは知っているものの何があったかは知りませんでした。これについて、それ以上のことを話すのは危ないらしいので、ここで話を終わりにしましたが。
あれはちょうど私が大学生のときだったので、TVの中継で同じ年代の人たちが大変な事をやっているのを見て、ずいぶんと衝撃を受けたのを覚えています。だから、あの事件の舞台となった天安門広場を一目見ておきたかったのですが、残念ながら叶いませんでした。次回に持ち越しです。

もちろん、北京ダックは食べました。
だいたい、地名が付いた食べ物は、その地名の場所に行くと存在しないか名称が違うものなのですが(アメリカにアメリカン・コーヒーはないですし、フランスにフレンチフライはありません。ナポリに行ってもナポリタンはありません。)、北京ダックは北京にちゃんとありました。

万里の長城観光

私のオフィスは深圳なのですが、チームメンバーの一部は北京を拠点にしているので、北京に来てみました。そして、せっかく北京に来たので、週末に「万里の長城」を観光しました。
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日本では「万里の長城」と言いますが、中国人は「長城」とだけ言います。「万里の」は基本付けません。そして、「長城」と言っても、実際にあるのは国境の壁だけで城はありません。中国語の「城」は、城壁を意味するのだそうです。

さすがに世界遺産になっている有名観光地だけあって、とても混んでました。
「2千数百年も前の人工建造物が残っているなんて凄いなぁ。」
などという感慨にふける事もなく、ただひたすらに前の人に続いて階段や急坂を登ったり降りたりします。
階段はすり減っていて、しかも段が揃っていないのでとても危険です。世界遺産だから安全性確保のために修復したり改造したりすることが出来ないのでしょう。絶対、毎年事故が起こっていると思います。
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中国には
「不到长城非好汉」(訳:長城に至らずんば好漢にあらず」
ということわざがあって、小学校の教科書に必ず書いてあるそうです。
伝えようとしているのは、
「初志を貫かないものは立派な人間ではない。」
という事らしいですが、私は言葉通りに実際に長城に至ったので、立派な人間になったということですね。
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[C3] ラジオ交換

私のCorvetteで、最後に残ったノンオリジナルのものはラジオ。
おそらく1980年代頃に交換されたものだと思います。
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これをオリジナルに戻すべく。
・2014年1月 1968年式のコルベットから外された本物のOEラジオを購入
・2025年1月 OEラジオを修理

このようにのんびりと作業を進めて来ましたが、ついにラシオ交換のモチベーションが十分に高まりまして、交換作業をしました。なぜ、こんなに時間がかかったのかというと、私は内装の作業が嫌いなのです。
-無理な姿勢を強いられる
-簡単に傷がつくので細心の注意が必要
-古いクルマの樹脂部品は壊れやすい
-ネジがバカになっている、またはネジが紛失している部分がある
ということで、なかなかやる気にならないのですね。

ラジオを交換するためには、センターゲージ・クラスターを外すのですが、1960年代の設計なので裏側の配線はこんなことになっています。
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これで純正配線です。今どきのクルマのようにフラットケーブルでコネクタ1個で接続されているのではなく、それぞれに独立に配線されています。

ついでに、破損していたセンターゲージ・クラスターのパネルをストックしていた新品に交換します。今のクルマなら樹脂で出来ているところですが、この時代はアルミ・ダイキャストです。デザインで応力が集中する場所があって、おそらくこれまでの58年間のどこかの作業でそこから折れてしまったのでしょう。新品が購入できることに気が付いたので、いつか交換しようと思って購入しておいたのでした。
左が新品。右は破損していて二つに分かれてしまっています。取り付けた状態では、ほとんど気が付かないのですが、それでも破損しているままなのは我慢ならないので。
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このラジオは、アンプのトランジスタが別体になっているのですが、それが本来取り付く場所にはMSDが付いていました。そこで、近傍のフレームにタップを切って、そこに取り付けました。まあ、このくらいは特に問題にしません。外観からはわからない部分は当時と違っていてもOKとしていますから。
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そして最後の難関である配線。
アフターマーケットのカセット・ラジオが付いている時点で覚悟していましたが、純正の配線は切断されて、キボシで接続されていました。電源用の純正コネクタだけは先に購入してあったので、切断されたところに接続。それから、常時+12Vを供給するためにヒューズボックスから取り出されていた非純正配線を撤去。これでまた一つ、ダッシュボード内の非純正配線がなくなりました。うれしい。
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あとは、スピーカー配線もギボシに変えられていたのと、線材も本来のものとは違うものが使われていました。写真の赤いスリーブが付いている2本は左スピーカー。これらは、未購入だったのでリプロダクトの正規の線材を注文しました。
そのため、今のところ音は出ません。線材が届いたらスピーカーのところから線材を交換しなければなりません。

そして、正味8時間をかけて純正ラジオが付いた姿がこれです。
(写真を見て気が付きましたが、作業時の汚れが付いたままなので、あとで清掃します。)
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当時の姿には多少の感動すら覚えます。やはり、60年代のクルマに液晶パネルやカセットは雰囲気台なしでしたから。
しかし、私はRetroModを否定するものではありません。60年代のクルマに80年代装備という中途半端さが気になっていたのです。実際、RetroModのC3も一台欲しいくらいです。

さて、一つ問題が発覚しました。
シートベルト警告灯が消えません。これは、今のクルマのようにシートベルトをすると消えるのではなく、自分でスイッチ(PUSHと書いてあるボタン)を押して消灯させるのですが、これが消えません。
スイッチの機構は交換したゲージ・クラスターにあるので、それに問題があるのでしょう。スピーカーの配線を交換するときに、チェックします。
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ゴルフにチャレンジ

そして、アーチェリーの翌日はゴルフにチャレンジ。
ホテルの隣にはゴルフ練習場があります。部屋から見えます。この写真は部屋の窓から撮りました。中国では珍しいです。
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前回宿泊した時に、一人でこの練習場に突撃してみたのですが、入り口の警備員に英語が通じず、追い返されてやむなく撤退しました。
私が日本に帰っている間に、同僚の少しだけゴルフ経験がある中国人が調べてくれて、今回はその同僚と一緒に行ったので、追い返されずに中に入ることができました。中国では、英語はほとんど通じません。

私はゴルフは、いままで一度もやったことがありません。クラブを握ったこともないし、子供がやるパターゴルフも未経験です。正真正銘、これが初体験。
アーチェリーはタクシーで1時間半かかりますが、ここなら部屋から10分で行けるので、暇つぶしにやってみようと決心した次第。ゴルフは長く楽しめるスポーツなので、若い頃からやっておけば良かったと、少しだけ後悔しています。

ゴルフ練習場に入るのも初めてです。バッティングセンターみたいなシステムを予想していましたが、入ってみたらそれとはかなり違っていて。中は10m幅くらいの間隔でオフィスになっていて、それぞれが個別の会社になっています。それぞれの会社はプロコーチが経営しているみたいで、それがテナントとして入っているイメージ。料金システムやコーチの仕方なども、テナントによってまちまちです。
たくさんあるテナントの中から、同僚が選んでおいてくれたのが、”Sister’s Golf”(だったと思う)という会社。コーチは女性だったので、名前の通り姉妹で経営しているのかもしれません。
とりあえず、例によって体験レッスン。ちなみに、コーチは、ゴルフコーチングの大会で金賞を取ったということでしたが、それがどういうものなのかはわかりません。
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とりあえず1時間のレッスンで球は飛ばせるようになりましたが、方向も飛距離も定まりません。
コーチは英語は全然ダメで、スマホの通訳アプリを使いました。いつもの通訳は
「ゴルフはリッチピープルのスポーツだから」
という理由で一緒に来てくれませんでした。いやいや、十分あなたも稼いでいると思いますけどね。まあゴルフ場もゴルフ練習場もあまり見かけないので、実際にリッチピープルのものかどうかは別としても、中国ではまだ楽しんでいる人は少ないのでしょう。

いつかコースに出るかどうかは別として、球を打つのは楽しかったので、同僚と共同で30時間分の利用チケットを買いました。コーチ代は別途です。
このすぐ近くに、ミッションヒルズ・ゴルフクラブというのがあって、Wikipediaによると216ホール、12コースで世界最大のゴルフコースなのだそうです。定年になって会社を辞める前に一度くらいは行くこともあるかもしれません。

これで、中国での娯楽はアーチェリーとゴルフができるようになりました。
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