セカンダリー2基のオーバーホールが完了。
ガスケットにノックピン用の逃げが開いてなくて、自分でカッターで加工した以外は、特にイレギュラーな作業は発生せず。内部もオーバーホールの必要がないくらい綺麗な状態でした。
ガスケット部からガソリンがリークしていると思っていたのですが、特にリークの後は見つかりませんでした。そうなると、スロットルのシャフトから漏れているのだと思われますが、ここには元々シールはありません。遊びの隙間から多少の漏れは仕方がないと思いますが。インマニに溜まるほど漏れるものなのか。
オーバーホールキットは、すべて同時に注文したのですが、2基それぞれで異なる材質のガスケットが入っていました。たまたま、ロットの境だったのかもしれません。
例えばメーターリング・プレートのガスケット。一つは写真のように今風のブルーのガスケットでしたが、もう一つはブラックでした。それと、フロートレベル調整ネジのガスケットワッシャ。一つは金属製で、もう一つはナイロン製。これは外から見える箇所なので、合わせたいなぁ。
ちなみに、Holleyのキャブレターは、このメーターリング・プレートというのが燃料の量や、噴出するノズルの場所を決めています。WEBERやSOLEXとは、まったく違う構造です。以前、アルファロメオ専門ショップの人が、たまたまHolleyをいじった時に、その合理的な設計に感心していました。
セカンダリー2基が終わったので、残りはプライマリー1基のみ。しかし、セカンタリーと異なり、少し面倒です。