夏休みになりました。
キャブレターからのガソリン漏れが、だんだん酷くなってきたので、暑くて乗れないこの時期にオーバーホールすることにします。
オーバーホールキットは、もうずいぶん前に入手済み。面倒なので、なかなか手がつけられませんでした。
Tri-Powerなので、キャブレターが3つあり、面倒です。
一度に全部バラしてしまうと、部品が混じったりしてしまうので、1回に作業するのは1個です。まずは構造が簡単なセカンダリーから。
キャブレターとインテークマニホールドの繋ぎ目から漏れていると思っていましたが、特に漏れている跡はなく、きれいでした。
スロットル・ボディとキャブレター本体を分離。ここにも漏れ跡なし。うーむ、やはりシャフトから滲んでくるのかなぁ。しかし、シャフトの部分は、もともとシールなどはありません。このくらいの滲みは許容しろってこと?
とりあえず、全部バラしてオーバーホールキットを使って組みなおしてみます。
唯一の特殊工具はここ。メーターリング・プレートの固定ねじ。クラッチ・ヘッドというやつです。日本やヨーロッバのクルマでは、まずお目にかかれません。なぜ、ここにクラッチ・ヘッドスクリューを使うのかは謎。写真は、緩めた後なので少し浮いています。
クラッチ・ヘッド用のネジ回しはこういうやつ。日本だと、単品のドライバーの入手が難しく、輸入工具のビット100個セットみたいなものでしか買えません。Snap-Onの型番はSDDC5。バンセールスならあるあるかもしれません。今度聞いてみよう。
セカンダリの1個目、バラシ完了。オーバーホールする必要はまったく感じない程度の良さでした。明日、洗浄の予定。