狭ピッチキーボードの自作 その10

「狭ピッチキーボードの自作」
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キーキャップを3Dプリンタで出力している間、右手用の製作を進めていました。
左手用の製作を経験しているので、右手用の製作は早かったです。
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キーマップも製作して、制御プログラムも書き込みました。動作チェックも完了。
しかし、ほんの3週間前に左手用にテスト制御プログラムを書き込んだばかりなのに、方法を忘れていて、書き込みには試行錯誤が必要でした。さらに、プログラムのエラーが消せず、デバッグに半日を費やしてしまいました。原因は、コードのカンマとピリオドを間違えていた事。視力とか注意力とか、いろいろと衰えているらしい。

昔は何とも思っていなかったけど、最近になって思う事。
”;”と”:”、”,”と”.”でコードの意味が変わってしまうのは、良くない。どっちでも同じ動作になるように言語仕様を決めておくべき。おそらく、世の中全体で、これによる損失はかなりの金額になると思う。

ビルド方法を忘れたときのために、自分用の覚書。

  1. QMKのビルドはQMK_MSYSを使う。(PCになぜか入っているMsys2は使わない。)
  2. ビルドして書き込み make <keyboard name>:<key map>:flash

そうそうしているうちに、キーキャップの製作も完了。予備も含めてこれだけ作りました。数回に分けて出力しましたが、合計で50時間くらいはかかりました。
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キーキャップは行によって高さを変えてあります。レーザー刻印用に作ったジグが、整理に役立ちました。
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上から2行目のキーキャップは、なぜか歩留まりが悪くて、予備を使い切っても足らなくなって、追加の出力が必要でした。自宅3Dプリンタの場合は、追加製作がすぐに出来る(とはいえ、10個の製作に4時間程度は必要)のが、最大の利点。
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キートップのレーザー刻印はあきらめて、レターリングシールを使う事にしました。
自作キーボード用に販売されているレターリングシールを購入。1枚1500円くらいします。
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ちまちまと1文字ずつキートップに貼りました。3時間くらいかかって、左手用が完成。
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今日はここまで。明日も雨なので、多分明日完成だと思います。