[Project C3] エンジン換装計画 その1

購入したC3はNumbers Match。生産時と同じエンジンとミッションを載せていることを意味します。
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載せ換え用のエンジンが手軽に買えるアメリカでは、クルマが古くなるほど、エンジンが載せ替えられてしまう事が多くなるので、生産時のエンジン&ミッションを載せているというのは、それだけで価値があります。

そのため、Numbers Matchのクラシックカーを持つ人はオリジナルのエンジン・ミッションを降ろして大切に保管し、普段は別のエンジン&ミッションで走らせている人も多いです。

私もそうしようと思っていますが、その理由は価値を維持するためもありますが、それよりも載せてみたいエンジンがあるからです。

コルベットに乗っていると、排気量がいくつなのか尋ねられることが多いです。聞いてくる人は当然大きな排気量を期待しているのだと思います。

私のZ06は350ciすなわち5.7L。日本車から比べれば十分大きいですが、ハイパフォーマンスのアメリカ車の中では、大きいとは言えません。質問に答える時に、ちょっとだけ申し訳ない気持ちになります。

今度のC3は、427ci、7L。まあ、このくらいになると、やっと満足してもらえるのではないかと思います。軽自動車10台分とか言えるしね。税金も10倍だし。

でも、せっかく載せ換えるなら、誰もが驚いてもらえるような排気量にしようかと思っています。

GMが販売している載せ替え用のエンジンの最大排気量は572ci、すなわち9.4L
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これも悪くはないですが、世の中にはBig BlockのTall Deckというブロックがあって、これの一般的な最大排気量は632ci、すなわち10.4L。1万と400ccです。

「排気量はいくつですか?」

「1万と400ccです。」

これはインパクトある。

という理由で、これを載せようと考えています。

載せ換え用の完成品として、多くのエンジン・ショップから売られていますが、大手メーカ製で安いのはこれ。
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Blue Print社製のProSeries Stroker。値段は1万ドルを切っています。最大出力810HP。120万円で800馬力の新品エンジンが買えるのですから、やはり排気量に勝るものなし。日本車のエンジンで800HP出そうと思ったら、新品のエンジンでいくらかかりますか? やはりアメリカ車のコストパフォーマンスは最高です。

これを載せるのが簡単ですが、せっかくなので私は自分で1基組んでみようと思っています。

続く