15時17分、パリ行き

クリント・イーストウッド監督の「15時17分、パリ行き」を観てきました。

これは2015年8月に実際に起きた、タリス銃乱射事件の映画化です。実話を基にした映画は珍しくないですが、主役の3人が実際にその事件に遭遇し、英雄的行為をで犯人を取り押さえた本人達です。

有名な事件なので、ネタバレも何もないと思うので載せておきます。

当時のニュース映像。

映画のラストシーンで勲章が授与されますが、たふん実際の授与式の映像を使っています。

この人たちが、映画でも主役を演じています。

映画の3/4は、この若者たちがこれまでどんな人生を送ってきたか、旅行はどのように楽しんでいたのかが、描かれています。正直、ちょっと退屈だと思っていました。
しかし、それらを観たからこそ、犯人を取り押さえ、銃撃を受けた人を救助したときには涙が止まりませんでした。
勲章授与式では、皆が拍手をする場面がありますが、思わず拍手したくなりました。アメリカの映画館だったら、絶対に拍手しているでしょう(アメリカの映画館は、観客が拍手したり声を上げたり、普通にする)。

とても良い映画でした。
クリント・イーストウッドは、こういう映画を作らせると、上手いですね。

過去12ヶ月に観た映画の個人的面白さランキング
1位 「15時17分、パリ行き」
2位 「ブレードランナー2049」
3位 「ローガン・ラッキー」
4位 「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」
5位 「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」
6位 「ワイルド・スピード ICE BREAK」
7位 「エイリアン: コヴェナント」
8位 「ゴースト・イン・ザ・シェル」