「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」を観てきました。予備知識なし。前回、スターウォーズを観たときの予告で面白そうだと思い、観ることにしていました。脚本、製作がリュック・ベッソンだったしね。
この予告から受けていた印象は、最近少なくなったコメディタッチの戦争映画。往年の名作「戦略大作戦」みたいなのを期待していたのですが。コメディ色は思っていたよりも薄め。金塊奪取の目的も、意外と真面目だったりして、予告とはずいぶん違う雰囲気でした。
誰も死なないし(敵はたくさん死にますが)、ハッピーエンドなので、娯楽戦争映画として楽しめますが、予告は詐欺だと思うなぁ。
タイトルの「ネイビーシールズ」。確かに、隊員の設定はネイビーシールズなのですが、2012年に公開された「ネイビーシールズ」と被っています。あっちは、本物の隊員が出演しているという本格派。ちょっと、今回のこの邦題は、どうかと思います。それに、奪還とありますが、別に奪われたわけじゃないし。ちなみに、原題は”Renegades”(無法者、裏切り者)。
これは2012年に公開された「ネイビーシールズ」。これの原題は”act of valor”。なので、どっちもタイトルにネイビーシールズは入っていないなんですね。
映画とはまったく関係ありませんが、私がアメリカ在住時に愛用していた拳銃の一つSig Sauer P226はNavy SealsやSASが制式採用しているということもあって選んだものです。
これ。かなりカスタムしていますが。アメリカなので、もちろん実銃。
あと、「ナチスの金塊を奪還せよ!」という部分で連想するのが、「戦略大作戦」。これは私の大好きな映画の一つで、こういうテイストを期待していました。これはとっても面白いので、娯楽戦争映画が好きな人にはぜひ見てもらいたい。Youtubeで300円で観られるみたいです。
というわけで、今回の映画は、まあ面白かったけれど予告に騙された感があります。
過去12ヶ月に観た映画の個人的面白さランキング
1位 「ブレードランナー2049」
2位 「ローガン・ラッキー」
3位 「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」
4位 「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」
5位 「ワイルド・スピード ICE BREAK」
6位 「エイリアン: コヴェナント」
7位 「バイオハザード・ザ・ファイナル」
8位 「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」
9位 「ゴースト・イン・ザ・シェル」