550Spyderを引き取ったのが去年の9月20日。名義変更を済ませたのが、同26日。
というわけで、ちょうど1年経ったわけです。
一周年記念として、この1年間を振り返ってみようと思います。
2014年9月9日
前オーナから連絡をもらったときの最初の写真。
9月13日
約400km離れている前オーナーの自宅に見に行きました。その場で購入を決定。
9月20日
レンタカーの積車で引き取ってきました。
この写真は、引き取った夜に、ガレージに収めたときのもの。
9月26日
名義変更。同時に、ステアリングホイールの交換。この頃にはすでに、カリフォルニア・カフェレーサー仕様にしようと思っていたので、ステアリングホイールをナルディ・クラッシックのレザーから、グラント(風)のウッドにしました。こういう懐の深いタイプのウッドは60年代アメリカ車の定番です。
10月10日
シートベルトの取り付け方法を変更して、アメリカのSeduction Motorsport社から購入したベゼルを付けて、Simpsonのラッチタイプのシートベルトに変更。550SPyderの世界では、Crow社製のベルトが定番のようなのですが、私はあえてSimpsonで。
11月中旬
テールランプやフロントのターンランプを、これまたアメリカから購入したリプロダクションに変更したりしながら、秋のドライブを楽しんでいました。
11月24日
全塗装開始。
2015年1月11日
全塗装完了。
1月24日
エンジンを降ろして、エンジン・オーバーホール開始。
エンジン・オーバーホールと並行して、配線の総入れ替え作業を実施。
2月25日
アメリカに発注していた新品のクランクケースが、やっと届く。何故かカナダに行っちゃったりして、2週間くらい到着が遅れました。
3月25日
エンジン組み立て完了。
4月8日
配線総入れ替え作業完了。
4月11日
エンジン搭載。
4月18日
エンジンが始動。それから、シフターを取り付けたりシートを取り付けたり。
4月25日
試走するが、異音発生。
5月1日
再びエンジンを降ろしました。異音の原因はグランドナットの緩みと判明。
5月3日
エンジン搭載。
5月5日
試走で油圧が安定せず悩む。そして再び、エンジンを降ろしました。
5月10日
油圧不安定の原因がオイルポンプの寸法不良にあることが判明し、新しいオイルポンプを購入。右が旧品、左が新品。何故か旧品は全長が短いです。これが原因。
5月16日
エンジン搭載。
5月17日
試走OK。念のため消火器を搭載。
5月23日
ステン・メッシュのホースをホースバンドで留めている箇所があって漏れるので、耐熱耐油ホースに交換。
そして、仕上げのステッカー貼り。
8月22日
オイルクーラー取り付け。
ベロシティー・スタック・プレートをエアクリーナー・レスのタイプに交換。
9月5日
オイルクーラー・ファン塗装。
9月9日
スターター・モータ・オーバーホール。
9月21日
Black Boxインストール。点火時期をコンピュータ制御に移行。
だいぶ端折りましたが、大きなところをピックアップするとこんなところです。
この1年間で結構いろいろと手を入れてきたなぁ、と思いますが、当初のコンセプトであるカリフォルニア・カフェレーサのイメージには合っていて、自分でもとても気に入った仕上げになりました。
コルベットやZ4のような、大メーカが十分にテストを重ねた完成品とは違って、かなりの部分が未完成というか未熟な感じできているクルマなので、いくらでも改良の余地があるのが、このクルマの面白いところです。趣味車としては最適かと。
次は、タイヤとホイールかな、と思っていますが、もう予定していた予算は使い果たしたので、これからは少しずつ。