2015年5月17日

クランクケース交換&油圧不安定調査 完了

キャブレターを付けて、オルタネータを付けて、配線と配管を済ませ、スロットルケーブルを繋ぎ、オイルを入れて、いざ始動。
油圧順調に上昇。っていうか、おいおい、高すぎじゃ?
次の瞬間、オイルポンプの出口側ホースが抜けて、床にオイルをぶちまけて大惨事に・・・

んもぅ、こういう副次的に発生する作業に時間を取られるんだよなぁ。

大容量オイルポンプに、ハイプレッシャー設定のリリーフバルブ・スプリングにしている関係で、油圧が高くてホースが抜けてしまいました。ステンレス・メッシュのホースなので、ホースバンドがしっかり利かないんですよね。ステンレス・メッシュの被っているホースは、タケノコにホースバンドってのはトラブルの元です。本来は、専用のフィッティングを使うべきなのですが。もともと使われていた部品なので、予算都合で再利用したのがまずかったか。とはいえ、すぐに手に入るものではないので、とりあえずホースバンドでしっかり締めなおして。

エンジン始動。
漏れ無し。油圧7bar。ちょっと高すぎだけど・・・
しばらくアイドリングさせて油温が上がってきたら3barくらいになりました。昔ながらのギア式のポンプなので、粘度変化に敏感ですね。

そして試走。
家のまわりをグルグルと、何度も止めて確認しながら、10kmほど走りました。問題ないみたいです。油温も、ある程度あがったところで、それ以上になる気配はないみたいですし。
油圧は、結局、油温が油温計の半分くらいのところまで上がるとアイドリング時1barを切っていて、走り出すと3~4barになりました。油温が上がると、ちょっと低めになります。この感じだと、今時の粘度の小さいオイルだと油圧が下がりすぎるかもしれません。

それはともかく、油圧問題は解決しました。
というわけで、クランクケース交換の作業はこれにて完了。
1501517-01

いやー、長かったなぁ。結局、当初想定の1ヶ月半遅れです。
遅れの主原因は、クランクケースがカナダに行ってしまったことと、オイルポンプの寸法問題。グランド・ナットが規定値の締め付けトルクでは緩んでしまった、というのもありました。
あとは各部寸法が微妙に合わなくて、削ったりする作業に時間がかかりました。

ミーティング・デビューまでの残りの作業はコスメチックスですね。これは難しいことは何もないので、楽しく作業できるでしょう。プラモデルの製作工程にたとえるなら、デカール貼りのところになります。
油圧ホースは、一応、注文しておくか。

 

そうそう。
一応、消火器搭載しました。使わないで済むことを願います。
1501517-02

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