2015年5月 4日

アテンザ・ワゴンに試乗する

550 Spyderの油圧の件は、web調査中ですがさっぱりわからないので、とりあえず別のことを考えることにしました。

というわけで、足車レグナムの買換えをなんとなく考えていて、先月はスバルのレボーグに試乗してみましたが、今回はマツダのディーラーに行って、アテンザ・ワゴンに試乗してきました。
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ゴールデンウィークのディーラーは結構お休みで、輸入車系は全滅。日本車もトヨタやスバルはお休みでした。大抵の自動車ディーラーは県ごとに別会社になってるので、地域によって差はあると思いますが、マツダはやってました。ネットで家の近所でアテンザ・ワゴンの試乗車があるところに行きました。
レボーグのときもそうでしたが、試乗コースには一通りの条件が揃っていて、渋滞の国道、舗装の悪い道、気持ちよく飛ばせる道、コーナーリングを試せるS字カーブなどが組み込まれています。実は先日乗ったレボーグのディーラーのすぐそばなので試乗コースも同じでした。で、セールスマンは、
「舗装の悪い道なので、乗り心地のよさを感じてください。」
「この直線路では、加速のよさを試してみてください。」
「次のS字カーブでは、コーナーリングを試してみてください。」
などと、後ろからささやいてくれるのですが、スバルのセールスマンと、ほとんど同じことを言うのが面白かったです。

実際のところ、もう10年以上も前から、試乗して出来の悪いクルマだと思うことはまったくなくて、どれに乗ってもその時代の最新型は良く出来ています。だから、本当は試乗したところで、クルマの性能に特に何かを感じることはありません。それよりも内装のデサインとか、操作性とか、運転姿勢とか、そういうのが自分の好みかどうか、という点に注目します。
アテンザ・ワゴンは、今、世界中で一番カッコいいステーション・ワゴンだと思います。内装も良かったです。しかし、ナビのディスプレイはダメです。ポータブルナビをダッシュボードの上に置いたようなデザインで、なぜこんなカタチに?と疑問に思います。それと、せっかく付いているヘッドアップディスプレイ(HUD)もダメ。ガラスに直接投影していない、投影位置が下すぎ、焦点位置が計器盤と変わらないなどなど。HUDが自動車に使われるようになって15年は経っていると思いますが、なんでこんな子供だまし的なもので世に出したのか?軽自動車にギミックとして付けるなら、まあこれでも良いでしょうが、400万円近いクルマのHUDがこれはないだろう、という安っぽさでした。せっかく、内外装のデザインは良いのに、この2点がねぇ。

まあ、それでなくても予算オーバだし、前車追従クルーズや衝突防止装置の性能が、あと一歩のところでスバルに劣っているので、アテンザは検討対象から外れました。本当に内外装はすごく良いのですけどね。

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