HS-X2

HS-X: Hobby car Support-X 次期支援趣味車

今年の4月末にHS-Xというタイトルで、こんな記事を書いています。
HS-X

ここに書いたとおり、新Z4は趣味車として申し分なく、スピダーも欲しい方に譲りました。あとは、「上がり」のクルマに向けて購入資金を貯めるのみ、のはずですが。やっぱりね、何か一台欲しいのですよ。
Z4は、趣味車として十分に楽しいです。だいぶ中身は違いますが日本のGT300や世界のLMGTEクラスで活躍していてコルベットと同じ匂いがします。しかし、雨の日に乗ったり、買い物に使ったりしていると、日常性が出てきてしまうのです。前から思ってはいたのですが、趣味車というのはクルマ自体の性質もあるけれど、その使い方が重要なのだと認識しました。

そこで、スピダーが出て行ったあとのガレージにZ4を入れることにして、妻にはホンダのCR-Zなんかどうだろうと提案してみたのですが(Z4は妻のお買い物車が主目的)、あっさり却下されました。CR-Zはハイブリッドで燃費と税金が安いし、中古車が安い。それに一応、メーカーはスポーツカーだと言っているし、あまり見かけないし、いいんじゃないかと思ったのですが、妻はスッと伸びやかなデザインのクルマが好きなのです。CR-Zはコロンとして丸っこく、カッコ良くないということでした。

であれば、仕方がない。スピダーが出て行ったあとの空間を埋めるべく、何か面白いクルマを、しかもあまり高くなくて価値が下がらないやつを買うしかなかろうという思いがどんどん強くなってきています。

というわけで、これらが今の候補。

1. Beck550 Spyder
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他人のBlogの写真ですが、とても楽しそうな雰囲気の写真だったので、勝手に拝借。こっちは日本語だから多分英語圏の人の検索には引っかかるまい。
このクルマ、いざ探すとなかなか見つからないのです。2年ほど前に売り物件に出会ったことがあって、そのときもかなり心動かされたのですが、スピダーがあったので、結局買わずじまい。オーナーは、その後、別の方に売却されました。
エンスーの杜に一台出ていますが、ちょっと改造が過ぎているのと、お値段が・・・
クライスにも何か残っていないかと聞いてみたのですが、ありませんでした。残念。
このBlogをご覧になっている方の中で、ベックを持っているとか、知人が持っているとかで、もし全然乗られていないのでしたら、譲ってもらえませんでしょうか?

 

2. Porsche 356 Speedster Replica
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オリジナルに忠実なのではなくて、写真のように思いっきりワイドなボディにしたやつ。
メッキの深リムのホイールを履かせて、いわゆるキャルルックにしたい。こっちはベックよりも入手しやすそうで、空冷ビートル専門店でも扱っているみたいです。頼むと、好みの仕様でアメリカから持ってきてもらえそう。

ポルシェのレプリカが2台続きましたが、別に古いポシェが欲しいというわけではなくて、ただこのカタチが気に入ったのです。だから、これらがポルシェであるとか、レプリカであるとか、そういうのはどうでも良くて、カッコに惚れました。
あと、空冷ビートルエンジンというのが、楽しそうだと思うのです。アメリカではパーツが豊富にあるし、安いし、ノウハウも書籍もいっぱい見つかるし。自分でいじるには、とても楽しそうです。
レプリカですが、できればオリジナルの製造年で登録してあって、触媒とかいらなくなっているやつがいいなぁ。

 

3. VW Karmann Gear
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これは、レプリカじゃなくて、本物。上の356のレプリカとかを調べていると、大抵カルマン・ギアも一緒に載っていたりするので、何度も見ているうちにカッコ良く見えてきました。356と違って、こちらは本物でもレストア済みがお手ごろ価格です。
これもオリジナルに忠実なスタイルではなく、上の写真みたいな感じにしたいですね。それで、車高を軽く落として、リアフェンダーは叩き出してメッキホイールの深リムにギリギリまでのファットタイヤで、カリフォルニアホットロッド風にしてみたい。
カルマン・ギアは本物なので製造年が古いから、触媒なし、ヘッドレストなし、赤ウィンカーOKで。シートベルトだけは、無しだと恐いので付けておきたいです。

 

4. Oldsmobile Cutlass
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うちから、そう遠くないところにあるアメリカ車専門店のサイトで発見しました。マッスルカーは最近どんどん値段が上がっていますが、Oldsmobileは、まだお手ごろ価格のようです。色が気に入りました。一度、実車を見に行こうかなと思っています。ただし、ガレージにギリギリなのと税金が高いのが問題。

 

5. Ginetta G4
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エンスーの杜に一台、お手ごろ価格のものが出ていますが(この写真のではない)、リプロダクションのモデルなので、ちょっと車検に苦労しそうな感じ。それに、こういうのはスーパー7で経験したからなぁ。とてもカッコいいんですが、狭くてきついので、乗るのが嫌になってしまうかもしれない、というのが心配。

 

6. Mustang GT
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写真はアメリカ出張のときに何度か借りたレンタカー。カマロ、チャレンジャー、マスタングの御三家の中で、これが一番良かったです。この世代のマスタングだと、少し走行距離が出ているものならV8のGTでもわりとお買い得な値段になっています。ただし、6MTは数が少ないので、見つけるのは難しいかもしれません。
このひとつ前の世代で、Mach1があるのですが、日本の中古車のサイトでは見つかりませんでした。シェイカーフードが採用されていて、アメリカでは結構話題になったのですが。
ただ、これらは比較的新しいので、この先、値落ちしてしまうのは確実だし、税金が高いのもマイナスポイントです。「上がりのクルマ」を買うまでのつなぎとして、値落ちしないというのは重要なので、あまり現実的な選択ではないかもしれません。
古いマスタングで、安いのは魅力ないし、BOSSとかだと欲しいですが、ちょっと高すぎです。