久しぶりの10th Anniversary Projectシリーズ。
前に書いたように、ホイールを交換して終わりではありません。涼しくなってきたので、プロジェクト再開です。
今回はプレーキホースの交換。

私の知人で、サーキット走行中にプレーキホースがパンクしてコースアウトした、という経験をした人がいるので、念のため交換しておくことにしました。

交換するのは、以前、アメリカ出張のときに購入しておいたステレスメッシュ製。
ブレーキアップグレードの定番ではありますが、私自身は特に必要性を感じているわけではありませんし、純正のゴム製ホースの方が信頼性が高いと思っています。
ではなぜ、ステンレスメッシュなのかというと、純正ゴムホースよりも安かったから。安いと言っても、コルベットのプレーキパーツ専門ショップとしてよく知られている”Corvette Stainless Steel Brakes Inc.”の製品なので、品質的には問題ないでしょう。多分。

交換前

交換後

交換後に走ると、若干ブレーキの踏み代が小さくなったというか、剛性感が高まった事は感じられますが、そのうち何%がエア抜きによるもので、何%がステンレスメッシュの効果によるものかはわかりません。

ひとつ、Tipsを。
ブレーキラインのエア抜きは、運転席から遠いほうからというのが常識ですが、最近のクルマはブレーキのシステムに色々なデバイスが入っているので、そう単純ではありません。C5コルベットの場合、アクティブ・ハンドリング・システムがあるので、次の順番が推奨されています。
1997-2000年式 右後-左後-右前-左前
2001-2004年式 右後-左前-左後-右前