ついにこの日がやってきました。
ホイール4輪交換して、初ドライブです。

では、ここで10th Anniversary Projectの完成形をお披露目。

一般道、高速道路、山道など、約100kmほど走行しましたが、問題なし。ホイールが大きく重くなったので、操縦性や乗り心地が悪化していることを覚悟していましたが、実際には逆でした。乗り心地は良くなっているし、轍にハンドルが取られる事もだいぶ少なくなりました。たぶん、タイヤが新しいからだと思います。
私の持論ですが、
「古い高級タイヤよりも新品の安タイヤの方が優れている。」
が実証されたと思っています。

気になっていたプレーキ冷却ダクトとの干渉は、通常走行では問題なさそうです。サーキットなどで攻め込むとどうなるかわかりませんが、山道をちょっとがんばったくらいでは擦らなかったです。

実際に冷却ダクトとタイヤの隙間かとのくらいあるのかを調べるため、デジカメを突っ込んで当てずっぽうに写真を撮ってみました。赤いしるしのところに擦った痕がありますが、これはタイヤ交換のときに接触していたものだと思います。タイヤが接地している状態ではこれだけ隙間が空いているので、まず大丈夫でしょう。

工場からロールアウトして10年、そして所有して10年の節目にドレスアップをしようと思い立ったのが、3月2日のこの記事。
10th Anniversary Project
それから4ヶ月25日かけて、やっと完成となりました。

このプロジェクトは、全てを自分で行ったことで、とても大きな達成感が得られています。
構想から始めて、アメリカのボティパネルメーカへの問い合わせ、注文、輸入の手配、ホイールのオフセット計算、アメリカのホイールショップへの特注依頼、輸入申告、通関、日本のボディショップの取り付け依頼などなど、すべてを自分でやりました。大変だし、リスクも背負わなければならないですが、自分で作り上げた、他にないコルベットということで、大きな満足をと新たな知識を得たと思っています。

専門ショップの言いなりでクルマを仕上げるのは楽だし安心ですが、自分で一つ一つ考えて手配して仕上げるのは、悩んでいる時間がとても楽しく充実していました。

さて、
実は10th Anniversary Projectは、まだこれで終わりではありません。予定しているメンテナンス項目がいくつか残っていますが、それは涼しくなってから実行することにします。外観が変わるものではないですし。
というわけで、これが完成形ということで。