この週末、特にこれといったイベントもなかったので、いつものようにCA-1をドライブしてきました。
走る場所がオフィス街であっても、全米で屈指のシーニック・ハイウェイであっても印象は変わりません。先の記事に書いたように、普通にちゃんと走る乗用車です。楽しさ、面白さ、カッコ良さはありません。
あとHertzのカウンタのお姉さんに４気筒は嫌だって言ったら
「V6だから大丈夫よ」
って笑顔で言っていたのに4気筒なのは、クルマが悪いのではありません。
走り出して何となく違和感があって、しばらくしてからその原因に気が付いたのですが、これトランスミッションがCVTなんですね。すぐに慣れちゃうので、まったく問題はないです。ただ、CVTって1リッター程度の小さいクルマにだけしかないのかと思っていたので、意外でした。

いつもの山道も走っていますが、まあ普通に移動手段のクルマです。このタイプのクルマの良いところは、前にクルマがいても、我慢することなく普通に走っていられるところです。これがマスタングGTとか借りている時は、追い越し禁止区間が切れると同時に追い越しをかけていましたが、このクルマの場合はそんなことをせず、そのまま後ろを走ります。
カリフォルニアの山道の制限速度は無謀に高いところがあって、普通のクルマで普通のドライバーが普通に走っていると、制限速度に達しないことがよくあります。このクルマは、制限速度に達しなくても心穏やかにしていられるので、安全と言えばそうかもしれません。

しかし、だからこそ装備の少なさが気になります。走りのクルマだったらエアコンがマニュアルだろうと、オーディオにiPodがつながらなくても、衛星ラジオが入らなくても気にしませんが、運転を楽しむクルマでない場合は、運転が嫌にならないような装備が欲しいところです。フルサイズの契約で、この装備の少なさはないだろう、と思いました。もう次は借りません。

それにしても、改めて見回してみるとALTIMAは売れているんですね。あっちにもこっちにもALTIMAが走っています。ほとんどが4枚ドアでしたが。もしかして、みんなレンタカーだったりして。
ところで、アメリカで最も売れているクルマって何だか知ってますか? フォードのピックアップトラックF-150です。プリウスがどんなに売れようが、カムリがどんなに売れようが、F-150の販売台数には全然届きません。
国が違うと、売れるクルマも全然違うんです。