2013年3月27日
10th Anniversary Project Part 8
これまでの記事
10th Anniversary Project
10th Anniversary Project Part 2
10th Anniversary Project Part 3
10th Anniversary Project Part 4
10th Anniversary Project Part 5
10th Anniversary Project Part 6
10th Anniversary Project Part 7
前回の記事で、ホイールのデザインを決めていましたが、それでも毎日毎日ネットの海を漂って、ありとあらゆるコルベットの画像を収集し、ホイールを調べていました。
本当は、こういうのがカッコいいんだけどなぁ。
しかし、さすがにHREのホイールは、私自身が許容する価格帯を大幅に超えています。カッコいいけど、無駄に過ぎると思います。
そこで、リプロダクションホイールから離れて、普通のカスタム・ホイールの中から、価格とデザインのバランスがとれていると思われるものを探しました。
Forgester F14
結構人気のホイールのようで、改めて調べてみるとコルベットに限らず、多くのスポーツカーやスポーティーセダンに使われていました。
このホイールは、似たようなデザインのBBSやHRE製の1/3の価格。メーカでは軽量を謳っていますが、様々なホイールを実測しているこのサイトを見ると、特別軽いわけではなさそう。
そんなことより、このホイールの良いところは、ボルトパターンとオフセットを注文できるところ。なので、スペーサーを入れたり、はみ出しを許容しなければならないことはなく、ピッタリのホイールにすることができます。
もう一つ、このホイールの良いところはJWLの規格を通っているところ。輸入ホイールはJWLの刻印がなくて、車検に通らないことがあります。輸入車の場合はあまり問題にされないようですが、明らかにアフターマーケットのホイールの場合は、確認されることもあるようです。リプロダクション・ホイールにはJWLの刻印は期待できませんでしたが、これには付いています。
購入は日本にも代理店があるようですが、やはりアメリカから買うほうが安いので、アメリカのベンダーにコンタクトを取ってみました。NITTO INVOのタイヤ付きで日本に送ってくれるそうです。
さて、そうと決まれば次はオフセットの決定。これまではオフセットを細かく指定できないリプロダクション・ホイールだったので、適当に考えていましたが、今度はきっちり指定することができます。
そこで、まずは現状把握から。
現在のタイヤのはみ出し量をレベルを使って測定します。
タイヤの側面にレベルを当て、地面との垂直を出したところで、レベルとフェンダーとの隙間を定規で測ります。予想以上にタイヤははみ出していて、
フロント:タイヤはみ出し量:10mm ホイールはみ出し量:5mm
リア:タイヤはみ出し量:5mm ホイールはみ出し量:0mm
でした。C5Z06はアメリカ国内専用だったので、タイヤもホイールも完全に純正品でも、これだけはみ出しています。タイヤの偏磨耗を防ぐため、ゼロキャンバーにしているので(Z06の指定値は、ゼロからマイナス)よけいはみ出していると思われます。
今後、車検で面倒にならないよう、純正ホイールのオフセットに対して、フロントは10mm、リアは5mmプラスして、それを基準に考えることにしました。
いつものサイトと手計算の両方で確認しつつ、以下のサイズに決めました。思い切ってF19インチ、R20インチにしています。
次はボルトパターンですが、これは当然純正品と同じ寸法を指定します。ちなみに、C4, C5, C6は共通で、
5x4.75インチ(120.7mm)
です。
センターボアは70.3mm
最後に色ですが、次の色が選べます。
これは数値計算で決まるものではないので、一番悩みます。
SAPPHIRE BLUEは車体色とほとんど同じで、ホットハッチや価格帯の安いスポーティカーではそういう選択もありですが、スーパースポーツではあまり似合わないと思います。
今のところ、GUNMETALかなぁ、と思っているのですが、ネットを探っていると、そのものズバリの画像を発見しました。
私のZ06と同じ年式、同じ色。ショーティーアンテナまで同じです。これのリアクォーターにフレアが付くわけですが。
GUNMETALはちょっと地味かなぁ。
まあ、こういった事をずーっと考えている時間が一番楽しい。
- by arai
- at 19:02