2012年9月17日
550 Spyder その後
550Spyderに心惹かれ、この一週間ネットの海を泳いでいました。
だいたい判ってきたのは、550 Spyderのモディファィの主流派は、いかにオリジナルに近づけられるかということらしい。私はオリジナルの550 Spyderを見たことがないので(もしかしたらアメリカで見ているかもしれないが、そのときは気にも留めていなかった)、リアフェンダーの膨らみがどうとか、給油口の位置が違うとかいう議論は、いまいちピンと来ないのですが。そういうところを少しずつ修正をくわえてオリジナル550Spyderに近づける努力に関して、議論が盛んでした。
アメリカで多く売られているのでCal-Lookが多いかと思っていたのですが、意外にもほとんど見つけられず。ビートルのエンジンを積んでいるので、もっとCal-Look風味の改造が多くても良さそうなのですが、基本的にオーナーの年齢層が高めなのが、少ない理由かもしれません。
ちょっと他人様の画像を拝借してしまいますが、こんなのを見ると萌えます。
やはり後ろにエンジンがあるクルマは、リアカウルがこのように開かなければなりません。ちっさいドアもカッコいいです。このクルマの場合、ホイールがちょっと私の好みではありませんが。
カラーリングに関してはシルバーがほとんどですが、こんなカラーリングも見つかります。
私としては、もっと濃い青。そう、コルベットのエレクトロン・ブルーで塗りたいところです。ちなみに、リアフェンダーの上の白いラインは550Spyderの定番のようで、多くの個体が色こそ違えど、このデザインでストライプを入れています。
私の方向性としては、やはりコルベットのグランド・スポーツ。2号車のイメージのカラーリングを施したいところ。これも、レプリカではありますが、こういうカラーリングでどうでしょうか。
ホイールも、ハリブランドのセンターロックといきたいところですが、ちょっとやりすぎ感もあるので、NASCAR風の鉄チンホイールがいいですね。オフセットの深いやつ。こんなやつですな。
ところが、どうもSpyderはハブが結構外まで出ていて、オフセットの深いホイールは履けないっぽい。こういうタイヤを履かせるために、フェンダーを膨らませたりしてみようかなとも思いましたが、そう考えていくと、なんだかシェルビー・コブラに近づいてくるような気がしてきました。
ところでNASCARはレギュレーションで鉄ホイールと決まっているのですが、そこら辺のアルミホイールより全然軽いって知ってました?
なんて事を考えつつ、早朝の涼しい時間にスピダーを走らせて見たりして、
「うーん、550Spyderだとこの俊敏さは出ないだろうなぁ。スピダーのアルミフレームも美しいしなぁ。」
と、Spiderに乗りながらSpyderのことを考えてみたりしています。
まあ、こうやってクルマのことを色々と調べたり想像したりしている時間が、一番楽しいんですけどね。ところで、SpyderはSpiderのドイツ語なのだろうか。
- by arai
- at 19:41