2010年1月 4日

スピダー初乗り

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久しぶりにスピダーを走らせました。結果として、2010年のスピダー初乗りということになります。コルベットは昨日のダムサンデーが初乗り。
一ヶ月以上乗っていなかったと思いますが、基本的に現代のクルマなのでバッテリーさえ上がっていなければ一発始動です。
一ヶ月や二ヶ月なら普通は全然問題になりませんが、めったに乗らない趣味車を、たまにエンジンだけかける人がいます。しかし私はあれはあまり良くないと思っています。なぜなら、油温が上がらないから。アイドリングではいくら時間をかけても油温が上がりません。油温が上がらなければ、エンジンオイルの中に混じった水分やガソリンが抜けません。アイドリングや始動時のブローバイガスによるエンジンオイルの劣化だけが進むと思います。
やはり、走行して油温を通常の温度(90℃以上)にあげてやるべきだと思います。
エンジンが長期間動いていないことの弊害は、バルブスプリングのクリープと、シリンダ内の錆びだと思いますが、バルブスプリングのクリープに関しては、エンジンを始動しなくても、レンチでクランクを回してやって、クランクの位置を少しずらせばいいと思いますし、シリンダ内は1ヶ月や2ヶ月で問題なるような錆びには発展しないでしょう。どうしても心配なら、プラグ穴からWD-40などを少し吹いて、レンチでクランクを回してシリンダ壁に馴染ませるのがいいと思います。プラグがなければクランクは意外に簡単にまわります。
それよりも、一番問題なのはタイヤです。ずーっと動かしていないとタイヤが変形して、フラットスポットができます。フラットスポットができてしまうと、これはもう直りません。だから、一週間に一度くらいはガレージの中で少し押してタイヤと地面が接地する箇所を変えてやることが一番重要です。

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