下の記事で、自転車を購入したことを書きましたが、健康のために自転車に乗るのは今回が初めてではありません。アメリカ在住時には、用事のない週末はよく夫婦で自転車に乗りに行ってました。アメリカでは自転車のことをBikeといいます。最近では日本でも趣味の人たちはバイクと言うようですが、一般的にはバイクと言えばオートバイのことを指すでしょう。ちなみに、オートバイはアメリカではMotorcycleと言います。
アメリカでの自転車は日本のように実用品としてではなく、趣味の乗り物として扱われていました。日本のママチャリに相当するものはありませんでした。街中で乗っている人も少なく、大抵は郊外の眺めのいい場所や、自転車が許可されているトレイルコースを走ります。
当時、こうやって自転車をクルマに積んで出かけていました。アメリカではよく見る光景でしたが、日本ではあまり見ません。
ちなみに、このクルマはMarcury Sableで、妻のクルマでした。全長5mを超えるボディですが、アメリカでは特に大きいとは思いませんでした。アメリカのステーションワゴンらしくコラムシフトでベンチシートでした。ベンチシートは使い勝手がいいのに、日本ではあまり多くないのが不思議です。
乗っていたのは、MongooseというメーカのフルサスペンションのMTB。走るのは、ほぼ100%未舗装路だったので、フルサスペンションであることは重要です。
アメリカは広くて人口密度が日本よりも全然少ないので、MTBだと走れるところがいくらでもあります。半日走り回っても、誰とも会わないなんてことも珍しくありません。
地平線まで続くこんな道を延々と走り続けたこともあります。こういうところを走る場合は、GPSと水は必須です。それと一人で走ると万が一のときに対処できないかもしれないので、必ず二人以上で走るのも鉄則です。たとえば2時間走った先で自転車が壊れたら、本当に命にかかわる事態になります。もろちん、携帯電話は通じません。ここは、自然保護の公園内なのでクルマは、パークレンジャーが数日に一回のパトロールで通るくらいです。