2009年6月29日

Z4 第一印象

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ROADSTAR SOLUTIONSから購入したルーフカバーを付けてみました。フロント側はワイパーアームにベルクロテープで留めるのですが、テープが短いというか位置が悪い。よく考えたら、これはアメリカ製なので左ハンドル用。それにたいして我が家のZ4は右ハンドルなのでワイパーアームの向きが逆なのでした。それでも、概ね問題なく装着可能です。
Z4は、妻のお買い物に使われるので、ほぼ毎日稼動するでしょうから、このカバーの出番は少ないと思いますが、あれば安心です。

この3日間で約500Kmほどを走りました。うち150Kmは私が運転して、残りの350Kmは妻が運転しました。蓼科にドライブに行ったり、近所のスーパーに往復してみたりしました。だから、まだ雑誌の試乗記事と同レベルの走行距離しか体験していないですけど、第一印象ということで記しておきます。

これ、運転した印象は、まるでコルベットです。スモールコルベット。
着座位置とホイール位置の関係から受ける旋回時の景色の流れ方や段差を通過したときの車体の揺れ方、ドアミラーに写るリアクォーターパネルの盛り上がり、足回りが妙に固いところとかも本当にコルベットそっくり。Z4はデザイナーがアメリカ人だって言うし、生産工場もアメリカ、マーケティング・ターゲットもアメリカ。BMWの名前を付けていますが、こりゃあ生粋のアメリカンスポーツですね。エンジンがV8じゃないってだけで、いまどきのアメリカンV8はクルージング・スピードでの鼓動感はほとんどありませんから、直6も対して変わりません。
私にとっては嬉しい誤算というか、「うーん、ドイツ車を買ったつもりが実はアメリカ車だったのか」という印象です。

まあ、細かい注文はいろいろとあります。足回りが固すぎるんじゃないかとか、直進性が悪いとか、ホイールが汚れやすいとか、シートがよろしくないとかね。でもZ4の魅力はそういう些細なところじゃなくて、このアメリカンな乗り味とスタイルに尽きると思うんです。もろちん、コルベットと比べたら、加減速性能や旋回性能などはずいぶんと落ちますが、そういう限界性能ではなくて、普段使いのなかでコルベットに相通じる感じをとても強く受けました。
妻のお買い物車として、結構気軽に買ってしまったZ4ですが、思わぬ良い買い物でした。長く付き合っていけそうです。

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