2007年11月23日
発泡シート製作
ここは、群馬県にある徳井技研。
今日は、ここで魔神号の発泡シートを作ります。
ビニール袋を入れます。その前に、周囲を汚さないように養生しておくことと、くぼみ等に発泡ウレタンが回り込まないように、ダンボールやベニア板でくぼみをふさいでおきます。これを怠ると、せっかく作った発泡シートがはずせなくなって、結局壊すことになってしまうので時間をかけます。何でもそうですが、実作業よりも段取りの方が重要です。
発泡ウレンタンの主剤と硬化剤を混ぜて、発泡しはじめたのを見計らって、ビニール袋の中に発泡ウレタンを流し込みます。このタイミングが難しい。
今は気温が低いため、発泡ウレタンの反応速度が遅く、比較的ゆったりとした作業が可能。
ウレタンが硬化するあいだ、運転姿勢をとって待ちます。大体10分くらい。真夏に作るときは化学反応による熱さとの戦いですが、この時期だとポカポカして眠くなります。
硬化がほぼ完了したら、クルマから降りると、このとおり。発泡ウレタンと言っても、これには弾力性はありません。硬化が完了するとカチカチになります。
とりあえず、この状態で゜徳井技研から自宅まで帰ってきましたが、やはり快適です。自分の身体で型取りしたのですから、当然ですが。
世の中にあるどんなシートよりもフィットします。
このままでは見た目も悪いですし、角から割れていってしまうので、余分な部分を切り取って整形し、それっぽいシートを貼って完成となります。その作業はこれから。
- by arai
- at 18:08