2006年2月14日
ヘッドランプのトラブル
本日帰宅時、ヘッドランプが点かなくなりました。ランプが点灯しないだけではなく、ヘッドランプドアも作動しません。しかし、パッシングはドアが閉じた状態のままで点灯します。会社を出るときはまだ夕暮れ時だったので、そのまま帰宅することにしましたが、こういう時に限って渋滞。結局、家に着く頃には真っ暗になってしまい、恐い思いをしました。
一応、最初にすることとしてはヒューズをチェック。ドアが動かないしランプも点灯しないという状態なので、ヒューズではないだろうと思っていましたが、やはりヒューズは正常でした。
次はDTCを出力させてみます。C5コルベットはコード・スキャナがなくてもDTCを表示できるので非常に便利です。
IgnitionをONにします。
OPTIONボタンを押しながら、FUELボタンを10秒以内に4回押します。
これでDTCを計器板に表示します。
出力されたのはP1416とU1160H。P1416は先日の記事に書いた、バンク2のAIRバルブ不良なのでここでは関係ありません。U1160は初めて見ますが、これの意味するところはLoss of Communication with LDCM。左ドアのコントロール・モジュールとの通信ができないというエラーですが、左ドアの機能は正常なので、一時的なものだと思われます。これもヘッドランプとは関係ありません。ヘッドランプと関係するのはBCM(Body Comtrol Modul)のDTCですが、BCM関係のエラーは出力されません。
しかし、ここでちょっと気になったのはP1416とU1160、それにヘッドランプがつかないというトラブルが、ほぼ同時に発生していることです。C5コルベットの定番トラブルとして、バッテリーターミナルからの液漏れがあります。バッテリーの下には、車両コントロールの重要なハーネスやVCMがあって、ターミナルから漏れたバッテリー液が、これらの電装系を腐食させて複数の電気系トラブルを発生させるという例があります。まさか、私の場合もこれかもしれないと思って、バッテリーの周囲を点検してみましたが、液漏れは確認されませんでした。
ここから先のトラブルシュートは面倒なので、ディーラーに任せることにします。AIRバルブの交換もしなくちゃならないですから。
メーカー保証は、今年の5月に切れるのですが、保証期間内に不具合が出てくれて良かったと思うべきでしょう。
- by arai
- at 21:16
comments
Arai様、
先にコメントいたしましたが、DTCでの検知後のコードと実際の故障箇所とに何かの因果関係があって何か、明確な故障原因が分かると今後助かりますね。後はディーラーさんの活躍に掛かってますね。しかし、故障が発生するたびに機械のことが分かってきますから、逆に楽しくなります。今後、気をつけヨットとかね。
Hiroさん、
DTCと故障箇所はもちろん因果関係があります。どういう状態になると、そのDTCがセットされるのかを理解すれば、そんなに難しくありません。